2013年08月15日
泡盛手造り体験
手造り泡盛体験に行ってきました。

こちらは豊見城市にある「くぅーすの杜 忠孝蔵」

昔ながらの製造を再現した「手造り泡盛工場」で泡盛造りを体験します。

原料のタイ米は日本の米より細長い形をしています。香味がよく泡盛製造に向いているのだそうです。


米についているぬかを洗い落とし、水に浸します。こんなに大量の米を洗ったのは初めて、一気に洗っていきます。

洗米の後は水を切り、米を蒸します。蒸すことで適度な柔らかさになり麹菌が繁殖しやすくなるのだそうです。蒸し上がりが均等になるように大きなヘラで米をかき混ぜます。暑い蒸気が立ち込めます、おいしい泡盛の為だと思うと掻き混ぜる手にも力が入ります。

中央にあるのが泡盛造りの主役、黒麹菌です。黒麹菌だからこの亜熱帯の沖縄で酒が造れるのです。黒麹菌は酒の製造過程でクエン酸を大量に生成するため、ほかの麹菌に比べてモロミ(米麹に水と酵母を加えてアルコール発酵させる段階)の酸度を高くすることができ、雑菌による腐敗を抑えることができるという大きな特徴があるのだそうです。黄麹菌を使う日本酒は雑菌の少ない冬の時期にしか仕込みませんが、泡盛は黒麹菌のお蔭で一年を通して仕込むことができます。

蒸し米を40度程度まで冷まし、黒麹菌を散布します。黒麹菌がまんべんなく行き渡るように手で優しくかき混ぜます。美味しい泡盛が出来ます様にと祈る思いでかき混ぜました。

1日でできる泡盛体験の作業はここまで。このあと40時間かけて米麹をつくります。
今回は、特別にこの後の行程も見せて頂きました。


二日間寝かせてできた米麹に水と酵母を加え、2週間発酵させモロミを作ります。

約2週間かけて発酵したモロミを蒸留します。モロミからアルコールや様々な香味成分を抽出する工程が蒸留です。泡盛の原酒が出来上がります。

少しずつ少しずつ泡盛が抽出されます、豊潤で深い香りが漂います。蒸留作業のはじめは65度位の度数の強い泡盛が出てきます。そして次第に度数の低いものが出てきます。この後水を加えて度数を調節し、3カ月ほど甕の中で寝かせ、ろ過をして瓶詰めすると完成です。

こちらが今回造った世界で1つしかない泡盛です。封を開けるのがもったいない気がします。何かの記念日に封を開けることにしましょうか?。泡盛は寝かせることで熟成が進みます、3年以上寝かせた泡盛を古酒(くーす)と呼びます。しかし、3年後まで我慢できそうもありません。
くぅーすの杜 忠孝蔵へは
タクシーの場合、当ホテルから約20分
バスの場合、那覇バスターミナルから89番系統「糸満バスターミナル行き」 我那覇バス停下車 徒歩で約1分
くぅーすの杜 忠孝蔵
豊見城市字伊良波556-2
098-851-8813
http://www.chuko-awamori.com/
フロント/浦崎
こちらは豊見城市にある「くぅーすの杜 忠孝蔵」
昔ながらの製造を再現した「手造り泡盛工場」で泡盛造りを体験します。
原料のタイ米は日本の米より細長い形をしています。香味がよく泡盛製造に向いているのだそうです。
米についているぬかを洗い落とし、水に浸します。こんなに大量の米を洗ったのは初めて、一気に洗っていきます。
洗米の後は水を切り、米を蒸します。蒸すことで適度な柔らかさになり麹菌が繁殖しやすくなるのだそうです。蒸し上がりが均等になるように大きなヘラで米をかき混ぜます。暑い蒸気が立ち込めます、おいしい泡盛の為だと思うと掻き混ぜる手にも力が入ります。
中央にあるのが泡盛造りの主役、黒麹菌です。黒麹菌だからこの亜熱帯の沖縄で酒が造れるのです。黒麹菌は酒の製造過程でクエン酸を大量に生成するため、ほかの麹菌に比べてモロミ(米麹に水と酵母を加えてアルコール発酵させる段階)の酸度を高くすることができ、雑菌による腐敗を抑えることができるという大きな特徴があるのだそうです。黄麹菌を使う日本酒は雑菌の少ない冬の時期にしか仕込みませんが、泡盛は黒麹菌のお蔭で一年を通して仕込むことができます。
蒸し米を40度程度まで冷まし、黒麹菌を散布します。黒麹菌がまんべんなく行き渡るように手で優しくかき混ぜます。美味しい泡盛が出来ます様にと祈る思いでかき混ぜました。
1日でできる泡盛体験の作業はここまで。このあと40時間かけて米麹をつくります。
今回は、特別にこの後の行程も見せて頂きました。
二日間寝かせてできた米麹に水と酵母を加え、2週間発酵させモロミを作ります。
約2週間かけて発酵したモロミを蒸留します。モロミからアルコールや様々な香味成分を抽出する工程が蒸留です。泡盛の原酒が出来上がります。
少しずつ少しずつ泡盛が抽出されます、豊潤で深い香りが漂います。蒸留作業のはじめは65度位の度数の強い泡盛が出てきます。そして次第に度数の低いものが出てきます。この後水を加えて度数を調節し、3カ月ほど甕の中で寝かせ、ろ過をして瓶詰めすると完成です。
こちらが今回造った世界で1つしかない泡盛です。封を開けるのがもったいない気がします。何かの記念日に封を開けることにしましょうか?。泡盛は寝かせることで熟成が進みます、3年以上寝かせた泡盛を古酒(くーす)と呼びます。しかし、3年後まで我慢できそうもありません。
くぅーすの杜 忠孝蔵へは
タクシーの場合、当ホテルから約20分
バスの場合、那覇バスターミナルから89番系統「糸満バスターミナル行き」 我那覇バス停下車 徒歩で約1分
くぅーすの杜 忠孝蔵
豊見城市字伊良波556-2
098-851-8813
http://www.chuko-awamori.com/

Posted by 沖縄かりゆし琉球ホテル・ナハ at 20:59│Comments(0)
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