観光バスの旅
運転しなくても沖縄観光を満喫することができます、それは観光バス。那覇バスの定期観光バスで、毎年6月23日に追悼式が行われる「平和祈念公園」を含む「首里城・戦跡・おきなわワールド」コースに参加しました。
当ホテル近くの那覇バスターミナルから観光バスに乗車。
今回は1列3席の車内、座席もゆったりひろびろ(1列4席の場合もあります)。
先ずは世界遺産の「首里城」を目指します。
明治の初めまで、約500年に渡って琉球国王の居城として政治・経済・文化の中心として栄華を誇った首里城。先の大戦で消失し、現在の建物は1992年に復元されたものです。(有料区域には別途入館料が必要です)
続いては、戦跡「旧海軍司令部豪」です。
豊見城市にある「旧海軍指令部豪」は沖縄戦当時、近くの小禄飛行場を守る為に兵士の手で掘られた豪です。多くの将兵が豪内で最期を遂げました。
次は「ひめゆりの塔」を見学します。
米軍の沖縄上陸作戦が始まった1945年3月23日、日本軍は沖縄県民の戦場動員を強行し、沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒222名と教師18名を看護要員として南風原の沖縄陸軍病院に配属しました。
米軍の南下によって、学徒たちは日本軍と共に陸軍病院を出て本島の南端へと追い詰められていきます。
動員された240名の内、米軍の攻撃や自らの手榴弾によって227名の尊い命が失われました。ここに沖縄戦で犠牲となったひめゆり学徒の慰霊塔があります。
沖縄戦ではひめゆり以外にも多くの学徒隊が動員され1998名が戦死しました。
ここで昼食となります。このコースには昼食代も含まれています。
平和祈念公園。
沖縄戦では県民の4人に1人が犠牲になりました。毎年6月23日の慰霊の日にはこの平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が行われます。平和の礎には沖縄戦で亡くなった多くの犠牲者の氏名が刻まれています。
このコースの最後は「おきなわワールド」です。
ここには天然記念物に指定された鍾乳洞の「玉泉洞」があります。
その他、古民家が軒を連ねた王国村やエンターテイメントショー・お土産専門店等があり沖縄の魅力がすべて詰まったテーマパークです。
16:30那覇バスターミナルに到着。この他にも北部観光や美ら海水族館を巡るコース等があります。
このコースには昼食が含まれています。
ひめゆりの塔の向かいにある優美堂で昼食になります。
那覇バスターミナルへは当ホテルから徒歩で約3分
那覇バス㈱定期観光事務所
那覇市泉崎1-20-1
098-868-3750
http://okinawa.0152.jp/
フロント/浦崎
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